映画感想『ラ・ヨローナ~泣く女~』マンドラゴラ叫びのムンク顔女がやってきた!

2020-03-18

『ラ・ヨローナ~泣く女~』は中南米の口頭伝承を基にした怖ーい、ホラー映画です。白いベールかぶった女性がもの凄い声で叫びます!ソーシャルワーカーのアンナは皮肉なことに自身が救ったと思っていた家族がアンナのせいでラ・ヨローナの呪いの犠牲になり、次はアンナの家族がターゲットとなっていく!

ただのホラー映画ですが、斬新な所もあり楽しめます。

”うぎゃー”って、必ず耳栓をして見て下さい

王道の展開ですが、だからこそ面白い映画でした!

感想はありがちなので、超ラッシュで!

それでは、以下見ていきましょう

あらすじ ラッシュ サマリー版

『ラ・ヨローナ』イメージ画像
ラ・ヨローナ公式HPより

アンナはソーシャルワーカーとして働き男のと女の子の二人を、女手でなんとか育てている。あるときソーシャルワーカーの仕事の相談案件で、母親が子供を虐待しているとの通報があり、その相手は自分の持っているケースのパトリシアだった。

アンナは警官と共に家に急行するも家の中の様子がおかしく、家中に落書きや怪しい置物に包まれていた。 アンナは子供が閉じ込められている部屋を探し当てて、無事救出するも母親のパトリシアは半狂乱になり、アンナに飛びかかってきたが警察に取り押さえられた。子供達も「女から隠れていた」とだけ警察に言い残した。

その夜、パトリシアの子供二人が川で溺死しているのを発見された。警察とアンナはパトリシアが容疑者と疑っているが施設から脱走した形跡はなく、犯人は未だ逃走中であった。

その夜から、アンナの家でも異変が送るようになる。子供達の腕にはアザが出来、アンナ自身にも何か得体の知れないアザがついたり、家の中の物が勝手に動いたりとおかしな事ばかりが起こった。

地元の教会へ相談するも、扱えない事件と他に回されて、以前神父をしていた呪術師のラファエルへ相談に行くと、それは「泣く女」の仕業と言われ、このままでは子供達の命が危ないことを伝えられる。アンナは無事子供達を守り切ることが出来るか。・・・

詳細なあらすじはMIHOシネマさん参照

映画情報&キャスト

『ラ・ヨローナ~泣く女~』 2019年 アメリカ
【原題】The Curse of La Llorona
【監督】マイケル・チャベス
【脚本】ミッキ・ドートリー
    トビアス・イアコニス
【製作】ジェームズ・ワン
    ゲイリー・ドーベルマン
    エミール・グラッドストーン
【出演者】
アンナ(リンダ・カーデリーニ)
 :ソーシャルワーカーを務め
  女手一つで子供二人を育てている
ラファエル(レイモンド・クルス)
 :元神父で今は霊媒師
パトリシア(パトリシア・ヴェラスケス)
 :子供も二人を悪霊から守ろうとするが、
  虐待していると勘違いされる

映画感想・評価

youtube.comより

ベタなホラー映画のわりに面白い

タイトルと予告編だけで何が怒るのかだいぶと、予想できるのか全てわかってしまうタイプのホラー映画です。

なのですが、バカに出来ません。

これが面白いんですよ。何が起こるのか大筋のストーリーが予測できているので、そう心理的に怖くはないのですがなんと言ってもタイトル通り、「泣く女」の泣き方が、ムンクです。

ムンクの「叫び」の絵ばりに、”うぎゃー”って感じで叫んでいるです。

以下ムンクの参考情報です

映画で見ていてもうるさいぐらい、耳にこびりつきます。

マンドラゴラを抜いたときの”うぎゃー”と一緒ですよ。

以下マンドラゴラの参考情報です

これが、映画見ているとマジびびります。

「ラ・ヨローナ」ってのは本当に中南米である伝説で、よく子供達に聞かせるベットタイムのおとぎ話のようですね。

さらに、ホラー映画としての、スタンダートルールを丁寧に作り込んでくれているのに加えてラファエル神父と言う、ちょっとやさぐれた頼れる男が良い味出しています。

本当だったら、やっちゃいけないようなことを平気でやるんですよね。子供達を犠牲にしても悪霊退散!最優先です。ちょっとファンクな所の入った本作品は、先がわかっていても実に面白かったです。

実際にあるラ・ヨローナの伝説

『ラ・ヨローナ』イメージ画像
公式HPより

実際の中南米の口頭伝承による伝説です。

一説によると、南アメリカにスペインとポルトガルが入ってきたことによって殺された子供達が口頭伝説の元になっているとか、そういう節もあるそうです。

【口頭伝承(伝説) 】
 村一番の美人のマリアは、超金持ちの貴族の男に見初められて結婚する。
 二人には二人の子供が出来たが、男は家に中々帰らずに他の女を作ってしまった。
 男はあるときに、愛人と一緒に村に戻り、家にはもう帰らないとつげ出て行こうとした。
 その時にマリアは、怒りのあまり子供二人を川に投げ入れて、溺死させてしまう。
 そのことを男に告げると、子供達を川から見つけるまでマリアとは一緒に居られないと告げる
 その時からマリアは哀しみから泣きながら、子供達を探し続けている。
 そして知らない子供を見つけては川で溺死させ、
 天に自分の子供を帰して欲しいと祈るのだそうです

完全に逆ギレじゃん

まったくもって、論理的でないですよね。すげーマリアって共感出来ない。

だいたい旦那に振り向いて欲しくて子供殺すって伝説でもありえないんですけど。

個性の強すぎるキャスト達

主演のアンナ役は、ガルシア: リンダ・カーデリーニが演じています。彼女どっかで見たことあると思ったら『グリーンブック』のトニーの愛妻のドロレスじゃーん。

合わせて読みたい『グリーンブック』

美人で良い味出していたと思っていたら、主演できるんですねー。

今後に期待ですね。泣く女に負けじと体当たり演技です。

もう一人、パトリシア役のアンナを泣く女に差し出した鬼女ですが、これが『ハムナプトラ』シリーズでのあのアナクスナムンです。相変わらずのキレっぷりが素敵でした。こういう役はピカイチですねモデルなので本来はちゃんとした美人のはずなんですけどね。

元神父の行かれたラファエル役は、レイモンド・クルスです正直代表作ってのはあまりありませんが、本作がそうなりそうですね。色々な映画でメキシコ系のアメリカ人で重宝されています。
今回の映画ではカッコイイ役をやってくれましたね。

海外の評価 2020/03時点

評価は、批評家からも一般視聴者からも、総崩れですね。

評価さげさげです。

ココは気にしない。だって、私は面白かったから。

”うぎゃー”

imdbイメージ画像
Metascore
(批評家)
41
User rating5.3/10
ROTTENTOMATOイメージ画像
TOMATOMETTER
(批評家)
29
Audience38

映画の感想まとめ

ホラーとして安定して面白いです。

海外の評価サイトからは散々ですが、以外に楽しめました。

『アナベル 死霊館』シリーズにあたるそうです。本家をまだみていないのですが、関連しそうなシーンはあまり無かったし(多分神父だけ)、知らなくても十分楽しめました。

→タイトルでホラーの展開思い浮かぶ人
→テレビが突然”うぎゃー”って叫んでもいい人
→死霊館シリーズが好きな人

こんな人ならこの映画おすすめで、好きだと思います。

独善的評価[5段階]としては
 映像・音楽      4
 キャスト       3
 ストーリー構成    3
 初見で読み取れない謎 4