『ナイト ミュージアム』ベン・スティラー代表作!リアルに欲しい博物館:動画配信・映画感想あらすじ考察
映画『ナイト ミュージアム』は2006年のアメリカ、ベン・スティラー主演のコメディ映画!名前の通り夜の博物館で展開される、展示物たちに命が宿り突然動き出す、ドタバタのファミリー向け映画
ベン・スティラーの代表作でシリーズものにまでなった本作品「ナイト ミュージアム」
歴史が息づく博物館
そんな重く威厳がある響きの中、夜のミュージアムっていうドキワクのフレーズ
ストーリーに陰湿さはなく、主人公のラリーは離婚して養育権がどうのと言う話は出てくるものの、さらっと背景を紹介するものだけで、あとはミュージアムセッション
ひたらすら楽しく見ることができます
ファンタジー・コメディ映画で、さらっと見たい人も、多少おちょくられていますが、アメリカ史に詳しい方にもおすすめの作品です。
続編まで作られた本作は、なかなかのおすすめです
☆3のおすすめ(5点満点)
感想中心となります
それでは見ていきましょう
あらすじ ネタバレあり
どんな仕事をしても長続きしない失業中のラリー、離婚した元妻と暮らしている息子ニック(通称:ニッキー)がいる。職業斡旋場で紹介され自然史博物館の警備員、夜間警備員の仕事に就くことになる。
初出勤の夜、居眠りしてたラリーは恐竜の標本がないことに気づき館内を見回ると、なんとそこには、水を飲む恐竜の標本を発見する。標本だけではなく、展示されているミニチュア、石像、剥製全てのものが動き回る。困り果てたラリーは前任者の元老警備員に電話するが「マニュアル通りにしろ」と電話を切られます。
ミニチュアコーナーで手間取っているとルーズベルトが手助けてくれる。展示物に命を吹き込んでるのはアクメンラー王の石板だと知る。歴史を勉強し、次の夜警に備えるラリーだが、最初は上手くいっていたが途中で計算は崩れ博物館中大混乱に陥る。
その中外に出てしまった展示物の1体が朝日を浴び灰になる。翌朝博物館がめちゃくちゃになったことでクビ宣告をされるが食い下がり館長はもう一度だけチャンスを与える。ある夜、息子ニッキーに動く展示物を見せる為に夜の博物館に招待する。
しかし、なぜか展示物は動く気配すらない。アクメンラーの石板が紛失していた。ラリーは影に気づき搬入口のある地下へ降りる。搬入口のある地下へおりたラリーとニックは元老警備員3人が所蔵物を盗んでるところに出くわす、そこにはアクメンラー王の石板もあった。
いたずら猿のディクシーが外へ通じる門を開門したことで、展示物たちは外へ出てしまう。ラリーはアクメンラー王とニッキーとともに展示物たちと心を通わせ、泥棒たちとの戦いで戦力にしていく。動く展示物たちと共に元老警備員から石板を取り戻し、博物館へ展示物を見事戻すことに成功。
翌朝、館長から約束を破ったことで免職を言い渡されるも、恐竜の足跡が雪についており自然史博物館へ続いており、来客が増え再び博物館で警備員を続けられることになる。最後はナイトミュージアムでラリーが開発してた指パッチンで、スイッチのON・OFF商品が実現化し大団円!
映画情報&キャスト
『ナイトミュージアム』 2006年 アメリカ
【原作】『The Night at the Museum』
【監督】ショーン・レヴィ
【脚本】ロバート・ベン・ガラント
トーマス・レノン
【音楽】アラン・シルヴェストリ
【出演者】
ラリー(ローレンス)・デイリー(ベン・スティラー)
:何事も長続きしない性格だが、
展示物のレキシィに吹きとされるも起き上がる
タフな肉体を持つ。
ニック・デイリー(ジェイク・チェリー)
:ラリーの息子で父親に定職に就くように諭すくらいのしっかり者。
セオドア・ルーズベルト(ロビン・ウィリアムズ)
:ルーズベルト大統領で初日はラリーの手助けをし、
なぜ展示物に命が吹き込まれるのかを教えてくれる。
ラリーの事はローレンスと呼ぶ。
超感想中心の評価考察・レビュー
コメディ映画のショーン・レヴィ監督
本作を手掛けた、ショーン・レヴィ監督はコメディ映画を得意とする監督で知られています
本作の公開直前で、あの「ピンクパンサー」を手掛けて、同年にリリースしています
スティーヴ・マーティンの「12人のパパ」で名声を確実にし、作風はドタバタ喜劇のていで、演出が構成されます。絶妙な笑いの中に、アットホーム的な演出を時折盛り込みます
本作は、博物館だけあって、音楽はあのアラン・シルヴェストリが手掛けます。
重厚なクラシカル調は、よく本作に合います
夜の博物館、ナイトミュージアムの不思議
我々は考えたことはないだろうか?
「夜の博物館がどうなっているかを・・・」
なーんて、言ったりしていますが、その疑問にファンタジーとコメディで付け加えたナイトミュージアムは痒い所に手が届く作品だといえますね
痒い所は、言いすぎですが
目の付け所がいい
不思議に思いますよね、博物館の展示物が夜はどんなんなんだろう?って
まあ、動かないんだけど、動いたらそりゃあ怖い
ま、本作ではそんななぜ動くかとか、なんでそういう性格なの?とかちょち史実とか無視とか、そんなことはいいんです。
あくまでもリアルでなく、博物館に置かれた展示物が動き出すだけで、本物じゃあないんだから
まあ、骨とかは本物ですけどね。
ふとよぎったのは、日本の博物館で同じことが行われるともはや、かなり怖いホラーな要素がありますねこれは・・
ベン・スティラー代表シリーズ
SDNL出身のベン・スティラーが主演のラリー役です
本作でも、お得意のイケていないキャラ風のダメ男でボケをかまし続けます。なんとも言えない味のあるきゃらずくりがうまいです
「メリーに首ったけ」や、「ミート・ザ・ペアレンツ」、同じような役柄でのコメディがヒットします
個人的には、まじめな作品「LIFE!」がめっちゃ一押しです。これは見るべき作品です
ベン・スティラーは制作側としても時折参加して多才なところを見せます。本作では参加していませんが、妥協の許さない作り手の性格は有名です
ちなみに、オーウェン・ウィルソンとかなり仲が良く、二人して出演する作品が多いです
本作でも、オーウェン・ウィルソンは、アメリカ西部開拓時代の人形役で小生意気な口を利く男を演じています。そして、二人がセットで共演した作品はほぼヒットするというジンクス付きです
セオドア・ルーズベルト役:ロビン・ウイリアムズの魅力
ルーズベルトは最初はラリーを手助けするキャラクターでロビン・ウィリアムズが演じています。
ロビン・ウィリアムズは、「ジュマンジ」や「レナードの朝」の主人公を演じている役者さんで、両作品を知っている方はニヤリ感を覚えます。
後年は残念で、もう演技を見られないかと思うと寂しいです
ナイトミュージアムでは、手助けや、脇役だけどもキーマンを演じています。
意外なカッコよさのコロンブス
ナイトミュージアムで一番カッコイイとおもったのは銅像のコロンブス。
つねに間違われていたコロンブスが終盤に見せ場を作ります。
悪党の老警備員を捕まえるとき、スッと剣を抜き「覚悟しろ」決め台詞は鳥肌ものです。
コロンブス役を演じたのは、ピエルフランチェスコ・ファヴィーノ
イタリアの俳優で、ハリウッドだとダン・ブラウン原作のトム・ハンクス主演「天使と悪魔」とか、「ワールド・ウォーZ」などに出演しています
アカデミー俳優ラミ・マレック:架空の人物アクメンラー王
本作には意外な人物が。。ラミ・マレック
そうアカデミー俳優です。圧倒的な迫力でフレディー・マーキュリーの半生を綴った、「ボヘミアンラプソディー」で、主演を果たしたラミ・マレックがエジプトの王様を演じます。
本作が、デビューですね
正史には登場しないアクメンラー王ですが物語の終盤は重要な役割を果たしします。
いろいろな言語を操るため主人公とフン族の仲介役に通訳として役立ったり、石板の力で展示物を戻したりとどうしようもない場面で活躍する。そんな役どころですね
映画の感想まとめ
博物館へ行った人ならわかる
「お前、夜は動いているんだろ?」と
言いたくなっちゃいますね
まあ、本当にしゃべってたらただの変質者ですが・・・(^_-)-☆
ナイトミュージアムはストーリーは家族と一緒に見て間違いなく楽しめます。
ファンタジーやコメディを楽しむには、持ってこいの作品です。
子供から大人までわかりやすくできており2009年には続編の「ナイトミュージアム2」が公開されています
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