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『シャッター』奥菜恵ハマりすぎで怖い!呪われたくないけど美しすぎる:動画配信・映画感想あらすじ考察

2020-08-24

映画『シャッター』はタイのホラー映画『心霊写真』のハリウッドリメイク!ニューヨークに住むジェーンは写真家のベンと挙式を上げて、ベンの仕事の主張のついでに新婚旅行がてら日本を巡るがドライブの途中で女性をはねてしまうが、車の事故現場のそばに女性の姿は無い不思議の体験をしてその後から次々とおかしな事が起き始める

奥菜恵が幽霊のまさにはまり役

ただ良くも悪くもそれだけ

でも、それが怖いんです

監督も落合正幸が手がけており

ひや~っと出来ると思います

そんな映画のおすすめ度は

3のおすすめ(5点満点)

感想中心となります

それでは見ていきましょう

あらすじ ネタバレなし

ニューヨークに住むジェーンは写真家のベンと挙式を上げた
かつて日本で仕事をしていたベンの都合で、出張のついでに新婚旅行をかねて日本で観光をしている二人
コテージへの夜間の道を走らせるジェーンは、道の真ん中に立つ女性を轢いてしまう。車はそのまま側道へ出て木にぶつかる事故を起こしてしまった。ジェーンは意識が戻ると女性を轢いた場所を探すが、何の痕跡も無く女性の遺体はおろか怪我をしたと近くの病院に連絡が入ることも無かったのだった。

二人はコテージで気を落ち着けて新婚旅行を楽しみ、ベンの仕事へと向かうのだった。
ベンが借りた写真スタジオへ向かい、ベンは日常に戻っていく。元々日本で仕事をしていたベンは知人やモデルらと再会を喜んでいる姿をジェーンは少しだけジェラシーを感じながら見ていた。

数日が経ち、ベンは撮影に入るが撮る写真のどれもが白い煙リのようなハレーションが映り込んでいた。新婚旅行先のコテージで撮った写真にも同じく白いハレーションが写っている。ベンは写真撮影が失敗したことで機嫌が悪くなり荒れていく。

ジェーンは仕事を邪魔しないように東京の街並みを散策していると、電車の中でいるはずのない女性、あのとき轢いた女性を目撃する。その時からおかしな事が次々周辺で起こり始めた。
心霊鑑定士に写真を見てもらったりするなかで、ジェーンはかつてベンと女性は知り合いだったことを突き止める・・

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映画情報&キャスト

『シャッター』 2008年 アメリカ
【原題】Shutter
【監督】落合正幸
【脚本】ルーク・ドーソン
【原作】バンジョン・ピサヤタナクーン
    パークプム・ウォンプム
    『心霊写真』
【出演者】
ベン(ジョシュア・ジャクソン)
ジェーン(レイチェル・テイラー)
メグミ(奥菜恵)

超感想中心の評価考察・レビュー

youtube.comより

ホラーサスペンスの巨匠:落合正幸

監督は、数々のホラーサスペンス映画・ドラマを手がけてきた落合正幸監督

『世にも奇妙な物語シリーズ』で日本の季節を震え上がらせてきた手腕で、数々のサスペンススリラードラマを立ち上げてきました。

豊川悦司・武田真治が兄弟として出演した伝説の超能力ドラマ『NIGHT HEAD』をはじめ、日本のドラマ史上でキーポイントになる物を手がけてきています

日本のSFホラーの先駆け、『パラサイト・イブ』『催眠』等で映画人としてもキャリアを積んだホラー職人です

本作では、アメリカ製作の落合正幸が監督する

異色の取り組みです

日本でのロケ撮影も多かったでしょうが、大部分はアメリカ向けに英語で作られています

この辺で、一応超ネイティブ日本人の私としては、英語をしゃべる上手にしゃべる日本人がこんなにいっぱいいるわけないだろうと、思いっきり突っ込みたいところです。

落合監督の手法は、タイのホラー映画のリメイクでありながらも日本のホラーらしいびびらせ方を心得ています。心霊写真とか暗闇の中から伸びてくる白い手などよく使われる演出ですが「ぎょ」っとさせられます

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ポニーキャニオン

奥菜恵の幽霊が怖すぎる

名前もメグミ

まさに奥菜恵のための役と言えるでしょう。

『弟切草』など日本ホラー映画で伝説的なゲームの映画化ですが、彼女の出世作でもありますね。その他にも『呪怨 映画版』などにも出演しています。

整って美しすぎる顔立ちと、小さめの背、いわゆるは虫類顔なのもあって本当に幽霊とかが似合います。特別な演出なくても怖い・・・

ジェーン役はレイチェル・テイラー

レイチェル・テイラーが演じたジェーンは、どうしてもハリウッドリメイクの日本の映画『リング』に引っ張られている感じがします。

レイチェル・テイラーは『トランスフォーマー』等にも出演しています。

彼女自身の問題じゃあないんでしょうね。どうしても松嶋菜々子の『リング』をリメイクした、ナオミ・ワッツの『リング』と同じ感じに見えてしまいます。

日本のホラーリメイクなので、どうしてもね仕方ないのかもしれません。

希代の糞男ベンはジョシュア・ジャクソン

ベンを演じたのはジョシュア・ジャクソンです。

テレビドラマのシリーズ物で名をはせました。青春ドラマの『ドーソンズ・クリーク』、ちょっと変わった空想科学SFドラマ『FRINGE/フリンジ』とキャリアを積んでいます

本作では、本当に目の前にいたらクソ認定の男役を演じます

自分の彼女と別れたいから、酒と薬を盛って友達に渡すなんて・・ひどすぎます

友達もひどいけど、平気な顔して写真撮ってたベンは本当に駄目な男ですね。

最後の流れが良くわからない納得いかない

メグミは怖いし、なんだか何もかも殺されそうな勢いでした

それが、いつの間にか

「メグミは私に警告してくれていたんだ?!」なんて、ジェーンがしゃべったことから途端にメグミは良いキャラ幽霊になります。おいおい待ってくれよと、だってアメリカにいたときからベンは憑かれてたじゃん。

最初っから結婚する前に警告して欲しいよね

わざわざ日本で急に怖がらせる意味がわからなく、そう思ってしまうと急に映画の辻褄が合わなくなってしまいました。

わけのわからない怖さで震え上がらせられるのなら、いいんですけどね。

友達も含めて皆殺しにしたかったから、ジェーンを依り代にしたのかな?

とか余計なことを色々考えてしまいます

奥菜恵のメグミだけは、かなり見どころですので

夏の夜に冷や汗をかきながらは見られます

映画の感想まとめ

ホラーなので当然怖いのが、面白い

で、この映画は街が内無く面白い映画だと思います

ただ、各シーンがどこかホラーで見た感じなのと『リング』等に引っ張られてしまいます。

ただ、奥菜恵は必見です。

想像通り、美しく怖い!

独善的評価[5段階]としては
 映像・音楽      3
 キャスト       2
 ストーリー構成    3
 初見で読み取れない謎 2