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『ただ君だけ』韓国映画らしさが詰まったラブストーリー!振り返り美人ハン・ヒョジュの演技は必見!:コラム的映画あらすじ評価感想・動画配信

2021-03-27

映画『ただ君だけ』は韓国の2011年ラブロマンス映画!なんとチャップリンの名作『街の灯』をオマージュしている作品で、視力を失った女性をハン・ヒョジュが演じて本国は話題となった注目の映画!泣きますよーこれは!!

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映画ショートコラム あらすじ中心ネタバレ含む

普段映画を選ぶ時は、レビューやその時話題になってるニュース(ワールドカップ期間だったらスポーツ映画とか)などを観て選ぶことが多い。ただし・・・今回はそんな普段のルーティンを全く行わずに映画を選んでしまった。理由は主演のハン・ヒョジュさんがすごく美人だったから・・・

というわけでいささか個人的な理由から視聴した韓国のラブストーリー『ただ君だけ』を今回は紹介したい。

元ボクサーのチョルミンは、ボクシングを離れた後人付き合いを全くせず、1人孤独な生活を送っていた。そんなある日、目の見えないジョンファと出会う。明るく屈託のない性格のジョンファに惹かれたチョルミンとジョンファはいつしか恋人同士になった。ジョンファの目を治してあげたいと考えたチョルミンは、再びボクサーとしてリングに上がり、ジョンファのためにファイトマネーを貯めることにする。ジョンファの目を治す目処はたったものの、チョルミンの体はすでに限界を超えてしまっていた・・・

うーむいい意味で韓国映画らしさがない韓国映画的なラブストーリーですな。

御曹司、記憶喪失とかみたいなパターンは一切なし。チョルミンがボクサーとして結構強いのはチート設定じゃないかと思われるかもしれないが、対戦相手もメイウェザーみたいな世界有数のボクサーが出てくるわけではないので許容範囲

また、ハン・ヒョジュさんが美人すぎる(韓国では振り返り美人と言われているらしいのだが、振り向かなくても十分美人だわ!と言いたくなった)のはさておき、目の見えないジョンファを演じる演技力はすごい!

ピュアなラブストーリーに注目されがちな本作ではあるが、その演技力は確か、正直驚いてしまった。

まぁ強いていうのであれば、チョルミンがジョンファのために格闘技の世界に戻った時、なぜそのリーグなのかね!?といいたくなるようなちょっとうさんくささを感じる格闘技大会を選んだこと。

史上最強の親子喧嘩を描いた某マンガのような強者が集まるリーグではなく、なんかギャグ要員みたいな選手まででてきてしまう謎のリーグだった。

しかも明らかにボクサーじゃない戦い方の奴もいた。チョルミンに瞬殺されていたが、対戦相手の彼には猪木vsモハメドアリの異種格闘技戦を見直せ!と言いたくなった

よくもまぁこんなリーグでジョンファの手術費貯めれたね!と言いたくはなるが、結果として貯めきったチョルミンには素直に拍手を送りたい。(なんかぶっちゃけ裏仕事のバウンサー的な仕事が一番稼ぎよかったんじゃないの?とは思ったが、裏仕事のせいでチョルミンは大怪我したし、ハイリスクハイリターンを安易に求めなかったチョルミンは本当にすごいと思う。)

映画後半では、目が治ったジョンファの前から、試合で体を壊してしまったチョルミンは消えようとする

とはいいながらも、彼女の働いてる場所とかわかってたから消えるというよりも木の影で見守るポジションにシフトしようとしたってのが正確かも。ここは正直素直にもどかしいが、チョルミンの心情を考えるとわからんでもない!と思ったシーンでもあった。

ジョンファはチョルミンの声は判別できるので、話しかけられても声を発しない徹底ぶり

でもまぁ無事にハッピーエンドでよかったと思う!ドラマだったらこっから御曹司が恋のライバルで登場!みたいになるんだろーなと思うとシンプルなハッピーエンドで歯切れが良かった。
 
総じて言えばピュアなラブストーリーなため、韓国ドラマとかによくありがちなドロドロの人間関係を乗り越えてみたいな感じは全くない。作中もほとんどチョルミンとジョンファにスポットライトがあたっており、他の第三者はあまり印象に残っていないのが正直な感想だ。映画全体も素晴らしいが、特に作中に描かれているチョルミンとジョンファの日常は幸せなカップルそのものなのでほっこりしながら観れるのではないだろうか。

余談だが日本でもリメイクされたのだが、正直微妙。やはり、原作やシリーズ作品の一作目が秀逸な場合、リメイクだとオリジナルを超えるのはなかなか難しいということか・・・

― hogeru -

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