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『ギャングスターズ 明日へのタッチダウン』少年刑務所における更生プログラムとしてスポーツを描いたノンフィクション映画:コラム的映画あらすじ評価感想・動画配信

2021-03-28

映画『ギャングスターズ 明日へのタッチダウン』ザ・ロックことドウェイン・ジョンソン様主演による2006年のアメリカの刑務所を舞台にしたスポーツ映画!実際の出来事を元に構成されている伝記映画でもある

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映画ショートコラム あらすじ中心ネタバレ含む

コロナで自粛となってから、自宅での筋トレにハマり始めた。

まあ、筋トレとは言わないがあまりに体を動かさないための苦肉の策・・(笑

コロナで飲み会などの誘いがなくなり、筋トレを行うときのモチベーションの上げ方は人それぞれだと思うが、私は海外のムキムキの俳優さんとかのインスタグラムを見て、いつかこんな体になってやるぜ!という感じでモチベーションを上げている。

まあ、気持ちだけで実際はそんな無理無理、ただ今回はそんな感じでモチベーションを上げている私がよく見ているマッチョなハリウッドスターの代表格であるドウェイン・ジョンソンが出演を務めている『ギャングスターズ 明日へのタッチダウン』を紹介したい

物語は、アメリカの少年刑務所が舞台となる。この少年刑務所に収監されている少年たちは、出所後も大半が更生できずに刑務所に戻ってきてしまうか、ギャングの抗争に巻き込まれて殺されてしまうという悲惨な状況にあった。そんな現状を変えるべく、保護観察官のショーンは自身がプレーしていたアメフトを少年たちにプレーさせることで、仲間達を思いやる気持ちやルールを学ばせる更生プログラムを考案。少年刑務所のチームということで、なかなか対戦相手が見つからないなどの苦難がチームを待ち受けているが、それらの困難をチーム一丸となり少しずつ乗り越えていく・・・

うーん・・・感想は可もなく不可もなくといった感じ。つまらなくもないし、めちゃくちゃ人に教えたくなるような面白い作品でもないといったところ。わかりやすく言えば、米国版スクールウォーズといった感じだろうか。違う点といえば、少年刑務所が舞台ということもありスクールウォーズよりも複雑なバックグラウンドを持った子達が多いことに加えて、山下真司演じる泣き虫先生がゴリマッチョの代名詞でもあるドウェイン・ジョンソンになってたことくらいだろうか。

アメフトを題材にしている割にはアメフトのシーンもあまり多くなく、どちらかといえば少年たちの成長を描くことにフォーカスしている印象だった。アメフトは他のスポーツとは異なり、テレビで放映されるのを前提としたスポーツなのでいくらでも描き方はあったと思うのだが・・・ただ俳優達もまだ中学生くらいに見えたので、NFLのような超人達がガツガツぶつかり合うようなシーンを期待する方が間違ってるのかもしれない。

まぁでも今回映画に出演された俳優達は、映画の元ネタである実在の人物達に似ていることを条件に集められていたそうなので、アメフトの経験云々は二の次だったのかなぁと邪推したりしている。

ちなみに演技経験の有無もあまり重要視されなかったようだが、こいつ演技下手だなぁという演者はいなかったので、アメリカってやっぱ人材の層が厚いなと思ったりもした。(実在の人物と似た俳優を集めたというだけあって、映画のエンディングにでてくる実在の人物と役を演じている俳優は激似!)

本国米国では、映画の元ネタとなるドキュメンタリーが人気を博していたため、かなりのヒットとなった作品のようだが、おそらくそのドキュメンタリーを知らない人からすると、なぜそこまでヒットしたのか!?と正直に思ってしまう映画ではある。

ストーリーは平凡だし、俳優達の名演に目を奪われるというわけではない。まぁ、ドウェイン・ジョンソン自体はハマり役だと思うけど・・・だけど、あんなイカつい保護観察官に歯向かう奴なんかそもそもいねーよ!と心の中に突っ込んでいた。

総じていうと、めちゃくちゃオススメ!というわけではないが、ストーリー展開も含めて安定感のある映画ではあるため、ホラーや頭を使うような映画を観た後にのんびり鑑賞するのに最適な映画ではないだろうか。

― hogeru -

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