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『母なる証明』ポン・ジュノに外れなし!純粋な母の愛は良心を越える:コラム的映画あらすじ評価感想・動画配信

映画『母なる証明』は2009年に公開された韓国のヒューマンドラマ映画!ポン・ジュノ監督による、知的障害を持つ息子を持つ母親が、殺人事件の犯人として捕まった息子を救うために事件を調査していくが。。

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映画ショートコラム あらすじ中心ネタバレ含む

韓流韓流と、世の中でもてはやされてどのくらいがたっただろうか・・

当初、韓流の映画やドラマは日本の二番煎じ的なものが多かったが、映画においては日本の数段先を歩いている感じがする。いや、走っているかもしれない。

各アワードでもそうだが、映画の出来そのものがエンタテイメントとしてなりたっている。そんな韓流の韓国映画に対して、自身も最近韓国映画がマイブームだ。

最近でいえば『パラサイト 半地下の家族』などが有名どころだが、ジャンルを問わず韓国映画は良作がいっぱいあるので見ていておもしろい。

個人的には日本でゾンビ系の映画を撮ってもあんまり現実味がないからシラけてしまうことが多いが、(渋谷の地下にアンブレラ社の秘密基地なんかあるわけねーだろみたいな。)

韓国映画でゾンビ系を見るとなんか納得するというかすんなり受け入れられてしまうのはやはり近くても海外の映画だからだろうかなんて考えたりする。ジャンルを問わず良作が多い一方で、個人的にはバイオレンス系とサスペンス系が秀逸な作品が多いと思っている。

今回紹介するのはサスペンス系である【母なる証明】だ。
それでは早速あらすじを説明しよう。

女子高生殺害の容疑で逮捕された青年のトジュン。トジュンが知的障害を患っていたことから、ずっとそばで彼の面倒を見ていたトジュンの母は最愛の息子が罪を犯したという事実をとても信じることができなかった。警察や弁護士がトジュンが犯人であることを決めてかかる中、母はトジュンの無罪を証明するために奔走するが、母の予想をはるかに超えた事件の深い闇がそこにはあった・・・

いやーなんかポン・ジュノ監督の作品はハズレがありませんな!同じ系統だと【殺人の追憶】とかがあると思うんだけど、過去に実際に起こった殺人事件やら韓国の社会問題やらをうまく織り交ぜる作品を撮らせたら天下一品ですな。

まあ、『グエルム』みたいな色物もありますけどね

ストーリー的にはいい感じに予想を裏切られてた感じ。だってタイトルからしてもあらすじ枯らしてもトジュン無罪な感じがぷんぷん漂ってるけど、そこは流石の監督ですな。中盤から後半にかけて予想だにしない伏線のオンパレード。伏線多すぎて正直事件は迷宮入りしそうでしたわ!

ちょっとネタバレしちゃうと、トジュンのママが勝手に捜査を進めていくとやっぱりトジュン犯人じゃね?みたいな情報ばっかし集まってくるわけですよ・・・でもやっぱり可愛い息子じゃん?

嘘嘘嘘よ!みたいな感じでお母ちゃんは捜査を進めるわけですが・・・息子を愛するあまり真実を捻じ曲げようとしてね・・・目撃者やら何やらを消し去ってしまったりするわけですよ・・・ってなわけで真犯人が誰かは映画を是非見てほしい!というか言っちゃうと映画の面白さが半減してしまう気がしてならない・・・

この辺の正当な?純粋な?、社会的にはルール無視の歪んだ愛と自分の息子に対しての正当化したり、隠ぺいしていく様の描写が本当に見事、一本も二本も取られましたね。ありえないような話から、その時に自分ならどうする的なところで、人の心に深く刺さる、あるある描写。それをこなす俳優たちの演技。

隠れた名作です。

総じていうのであれば韓国映画の代表作とも言える名作なので必ず一度は見るべき映画。正直エンディングはバッドではないものの、後味が悪いと感じる人もいるかもしれないが、エンディングの捉え方は人によって異なるんじゃないかと思う次第だ。

良いと言えばよい、悪いと言えば悪い。

それでいいと思う、この映画に関しては。。。ちょっと彼氏が可哀そうではありますけどね。

映画そのものの展開は、リチャード・ギアとエドワード・ノートンの『真実の行方』的な匂いもしましたね、あそこまで核心的な悪ではなかったにせよ、トジュンって実は知的障害嘘だろ?的な。廃品業者から記憶を消してしまう魔法の針を回収してきてしまうところ辺りもすごいよね。

あとなんか個人的に気になったのは、殺人の追憶とかでもそうだったけど、韓国の凶悪事件をモチーフにした映画だと、法を執行する側(母なる証明だとトジュンの弁護士と警察とかね)がすげー使えないというか、コナンが麻酔銃打つ前の毛利小五郎みたいな人たちばっかりな気がするんだけど韓国映画界は公的機関に何か恨みでもあるのか?

韓国ドラマでも財閥の御曹司は御曹司であることをひた隠しにしながら下積みを頑張るすごいいいやつか、金に物を言わせてブイブイしまくってる道明寺司パターンが多いので、社会的地位の高い人とかの描き方が結構極端じゃないかと思ったりもしていた。

余談だが、トジュンを演じたウォンビンは韓国屈指のイケメン演技派俳優の一人だが、ブラザーフッド、アジョシとかとは全く異なるトジュンを見事に演じ切っていた。日本だと山田孝之
がカメレオン俳優とか言われているが、ウォンビンの演技の振れ幅に脱帽するしかない今日この頃・・・

― hogeru -

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