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『ダ・ヴィンチ・コード』原作の良さを2時間に詰め込む秀逸な演出!新たな歴史うんちく王の誕生:コラム的映画あらすじ評価感想・動画配信

2021-07-19

映画『ダ・ヴィンチ・コード』は2003年に出版された同名の、ダン・ブラウンの世界的なベストセラー作品を2006年にロン・ハワードがメガフォンを取り映像実写映画化!歴史うんちく無理難題なミステリーを2時間に詰め込んだお見事な秀逸作品

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映画ショートコラム あらすじ中心ネタバレ含む

たまーに見たくなるんですよキリスト系の何かこだわりの逸品の作品がさ

週末、本の整理をしてそろそろブックオフ行の本を色々と物色していたら、出会ってしまった・・

「イエスの遺伝子」マイクル コーディ著

知ってるかな~、かなり古い本だったけどあっという間に引き込まれ、読破した記憶がある。残念ながら映画スルーならぬ、帯スルーで、「映画化決定」とかってたしか巻いてあったはずだが、まだ映画化されていない。

こういう良質の歴史ミステリー的なフィクション作品は非常に好きで、漫画でも小説でもよく読むほうなんですよ実は、はい

ただ、いかんせんこのキリスト系的に飢えた気持ちに、本棚の奥のほうから出てきた出てきたダン・ブラウンの『ダ・ヴィンチ・コード』!

うたい文句は、これはノンフィクション!

事実である!

みたない、断定が素敵でしたね、グラハム・ハンコックの「神々の指紋」なんかと似たような高揚感を思い出しましたよ。と言うわけで今回は映画をもう一度見直してみたわけさ

前置きが長くなりましたが、これぞTheミステリアス、サスペンス映画!婚姻関係や絵に隠された謎など、現在でも様々な説が存在するイエス・キリスト。登場するダ・ヴィンチの絵。歴史ファンにはたまらない本作!主演はトム・ハンクス。謎を解き、クリプトロジーを開けることはできるのか?

誰もが知る映画の紹介です

ある夜、ルーブル美術館で館長のソニエールの射殺体が発見された。その遺体はダ・ヴィンチによるウィトルウィウス的人体図を模して、床に横たわって発見される。
現場には、ダイイングメッセージともとれる文字まであり、犯人がした訳ではなくソニエール自身のメッセージであることがする…
謎を解くため、警察は宗教象徴学の専門家であるロバート・ラングドン教授に捜査協力を依頼する。そこに、暗号解析班を名乗るソフィーが登場し、実はメッセージにロバートの名があったこと、警察がそれを消していること、ロバートを犯人と見立てていることを告げる。機転を利かせ警察から逃れた2人はソニエールの残した暗号を解読し、絵の裏にあった鍵を見つけ壮大な歴史の謎ときに身を寄せていく・・・

いやー、見ごたえあり

そして、読み応え満点だった小説をよくもまー、『ビューティフル・マインド』のロン・ハワード監督は2時間の映画枠に盛り込めたものだと、ただただ感心します。

何といってもすごいのは、原作のほぼ全てのストーリーを網羅して、削除や改ざんせずに、見事に全体のバランスを調和させて入れ込んでいる事。音楽とのマッチング(ハンス・ジマー)、そしてキャスティングも演技派のトム・ハンクスとオドレイ・トトゥを迎えて見事なマッチング。

個人的には、シラス(ポール・ベタニー)がまさに小説の中から飛び出たかのようにイメージがぴったりすぎて、たまげたわけですよ

そして、ストーリーも歴史を知らない私でも知っている有名な画家、ダ・ヴィンチを題材にして、小説ほどではないにしても、うんちくが、山のようにモリモリスクリーンから登場し、歴史的な絵が次々登場し暗号を解読したりと歴史とサスペンス好きにはたまらない作品!

個人的に暗号解読しているロバートの頭の切れ具合が最高すぎる!そう考えるのね!!ってワクワクする。

そしてダ・ヴィンチの描いた最後の晩餐についての暗号を解くシーンに感動

今現在でも、諸説あるものだとは思うが小説ではノンフィクションを歌っていながら、映画ではフィクションとしたキリスト教会からわんらかクレームがあったそうな。。。

こういう宗教に絡んだ、謎解きは事実なんだかどうかこじつけなのか、無宗教者からみるとどれも客観的にふむふむと思ってしまうが、宗教家たちからすると、こんな一つ一つが許せないんだろうなと。

続編の『天使と悪魔』なんかは宇宙の始まりからして、ビックバンは宗教家には受け入れられないそうだからね。

そんな本作も、何度見てもこんな暗号があったのか…と驚愕するほど。リーが話している内容が真実なんだろうな!錯覚して思い込んでしまうほどに関心してしまう

リーとの話で、聖杯の正体がキリストの継承者であるマリアの子孫と確信したロバートだったが、オプス・デイと手を組んだ殺し屋のシラスに襲撃され、クリプトロジーを奪われそうになる。さっきの謎解きを理解していると、このクリプトロジーがいかに大事なものなのかが分かるのだが、この小さな物の中に何が入っているのだろう?という純粋な疑問もあるが、シンボル学者のロバート・ラングトンからすると、印一つで謎がすべてわかる男、そこは安心してみていられる次第で!

テンプル騎士団の墓所、アイザック・ニュートンの墓所であるウェストミンスター寺院に赴むが、そこで連れ去られたはずのリーが現れるが、正直小説ほどの驚きはなく、すーっと進んでいくこの辺はミステリーを映画化するときの個人の感覚の限界だろう・・

まさかの黒幕って…えっ!?と思えればいいのだが・・・

ソフィーを人質に取られ、ロバートにクリプトロジーの暗号を解くよう命令するリー。しかし、無理だといいクリプトロジーを投げ捨て中身が壊れてしまった。それに激怒するリーだったが…なんと、この状況下でロバートは流石!

暗号を解いている、実に有能だ・・ロバートの極限状態での判断力、解読力にはすごいと言う言葉しか出ない。イエス・キリストの話からダ・ヴィンチ、アイザック・ニュートンなど1度は聞いたことある有名な偉人たちの残した手がかりや暗号を紐解いていくこのワクワク感!

結末は私が話すよりも実際に見て貰えたらわかる、そうだったんだね…!!という展開。歴史苦手だなぁという方でも全然苦にならない一作!

むしろ次はなに!?どこ繋がる!?と展開が楽しみになる一作!
この作品を見てロバートラングドン教授の世界にどっぷり浸かってみてはいかがだろう?

総じて、めっちゃおすすめ

合わせて小説も絶対見たほうがいい!

― hogeru -

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