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『ゴーカーツ』Netflix配信 王道の青春サクセスストーリー(トム・クルーズ的な):動画配信・映画感想あらすじ考察

2020-03-14

『ゴーカーツ』はオーストラリアのキッズ・ファミリー青春映画。モータースポーツのカート(kart)を扱う珍しい作品です!見知らぬ街に引っ越してきた少年ジャックがカートに出会い、チームメイトと共に悩みや葛藤を乗り越えて人間として大きく成長していく

2020/3/13 Netflix配信の映画!

名作とかそういう類いではないですが、純粋に面白いです。

こういう王道的なストーリー展開が苦手な人は、いないと思います。

ファミリー向けなので、子供と一緒に安心して楽しめる映画です。

面白い映画でおすすめです!

逆に、名作とかひねりは何もないので、時間の無駄と思う人は避けましょう。

なので、感想も超ラッシュで!

それでは、以下見ていきましょう

あらすじ ラッシュ サマリー版

バッセルトンの街へ母親と二人引っ越してきた15歳のジャック。
街外れのカート場で行われる街の有力者の娘マンディの誕生日会へ招待された。ゴーカーツのイベントも一緒に開催されていた。最初は「子供みたいだ」とバカにしたジャックだが一度カートに乗り込みアクセルを踏むと一瞬で夢中になってしまった。
マンディの父親が運営するカートチームでは、兄がドライバーで全国大会出場を狙うほどの規模で運営している。
ジャックは街外れのカート場の運営者パトリックとアルバイトの代わりに乗らせてもらう交渉をするのだった。パトリックは本格派の元レーサーで奇妙なアルバイトを通じて、カートの乗り方を教える覚えさせた。

ジャックはパトリックの物置からバラバラに壊れたカートを広い組み立て始めるが、素人に扱えるものではなくマンディを仲間に引き込み、ジャック・コリン・マンディとパトリックでの小さなチームで車両とチームを作り地方大会を目指すことになった。

地方大会では、なんとか3位の座を獲得した。ジャックのレース経験のなさが課題となった。前走者を追い越すときに無茶な行動に出てしまうのだ。次は州大会で上位に入れば全国大会を目前にしている状況だった。
州大会最終ラップ、地方大会と同じく焦りが裏目に出てマンディーの兄の背中を追い越すことが出来ず、クラッシュして動じに全国大会の出場権を失ってしまう。

ジャックはチーム内のみなに暴言を吐き自分の自身への怒りを抑えられなかった。

数日が州大会2位の選手の不正が見つかり、ジャックは繰り上がりで全国大会へ出場できることになった。
ジャックはチームのみなへ謝罪をし、全国大会へ向かうのだった・・・

[showTable]

映画情報&キャスト

『ゴーカーツ』 2020年 オーストラリア
【原題】GO KARTS
【監督】オーウェン・トレヴァー
【脚本】スティーヴ・ワーランド
【出演者】
ジャック(ウイリアム・ロッダー)
 :新しい街へ引っ越してきたジャック
  父親を病気で亡くし、母と二人暮らし
  車好きだった父親の幻影を追いかけ、カートに出会いのめりこむ
マンディ(アナスタシア・バンボス)
 :街でカートチームを運営する父親の娘
  F1でメカニックを勤めることが夢
コリン(ダリウス・アマルフィオ=ジェファーソン)
 :ジャックの親友
パトリック(リチャード・ロクスバーグ)
 :元レーサー、ジャックの才能に目をつける

映画感想・評価

Netflix公式 youtube.com

映画ラッシュで感想

ジャックが、見知らぬ街へ引っ越して、カートに出会うことから始まります。

がしかし、リアルなカートの世界を描いた映画ではないです。本当にレース・カートのモータースポーツをよく知っている人から見たら、ちゃんちゃら可笑しい内容です。

だからといって、面白くないとは言っていません(笑)

非常に安定して楽しめます。だってラストシーンまで、ほぼ王道のストーリーですから。

ネタバレあり 子供と一緒でも安心の内容

ストーリーの構成としては、主人公のジャックが苦労しながらシンデレラストーリーを上っていきます。その中で少しの恋愛、友情あり、師弟愛あり、挫折ありの何でもありの映画です。

例えるならば、
『ベストキッド』+『ディズ・オブ・サンダー』+『トップガン』を全部足して
 主人公のイケメンのジャックで割る感じですね。

展開は

  • カートに出会う
  • 友達出来る
  • 師匠が出来る
  • 特訓始まる(劇中でも、ミスターミヤギなんてベストキッドしてます)
  • 素人なのに天才
  • 途中でクラッシュ(挫折)
  • 友情にもヒビが入る
  • もう一度よみがえる
  • 完全勝利
  • ライバルも含めて大団円  

リアルモータースポーツとかけ離れた世界観

映画の中では、リアルなモータースポーツとかけ離れた世界観で進行しますので、少しだけカートの世界を紹介します。

ここはwikiの力を借りて

スプリントカートの入門クラスでは、エンジンは排気量100ccの2ストローク空冷エンジン出力15馬力程度、レギュレーションで改造などが禁止されているケースが多い。最高速度は直線で100 km/h程度であるが、着座位置が地べたを這うように低いので、体感速度はその倍程度となる。

全日本選手権・世界選手権もある上位クラスでは、排気量125ccの2ストローク・水冷エンジンが中心となり、チューニングも許可される。エンジン出力も30馬力を超え、コースによっては直線速度150km/hといった性能で競う。

また、二輪・四輪自動車用サーキットを直線速度200km/h程度で走るスーパーカートというものもある。

wikiより

映画の中では、KA3クラスと言ってました。

オーストラリアのカートを扱う情報を調べると、

下のクラスから3000ドル~1万ドルくらいまで、車両コスト(メンテ費用込みで)かかりそうです。

ちょっと普通の家庭では無理ですね。

何が普通換えにも寄りますが、ファンライドを越えてレースを追うのは、厳しいという意味です。

映画の中では州大会とか全国大会などに参加していますが、実際はトランスポーターだったり部品は必ず一揃えは予備として必要ですし、車体の2-3倍以上のお金がかかります。

映画の中では、自転車でカートを引いていましたが、現実では州大会や全国大会などは数日前から乗り込み予選に備えるなど万全の体制で臨む必要あり厳しいです。

タイヤやエンジンも練習でかなりへたります。整備代や部品交換、それこと2サイクルなのでエンジンは毎回下ろしてピストンリングなどは 交換しているのが普通くらいだと思います。

ちょっとバイトしたくらいでは現実的には難しいスポーツです。

日本でカートを扱った作品と言えば、カペタ一択です!

ちょっと現実離れしてジャックが全国大会で簡単に勝っているかってのが、よくわかる参考になる漫画とアニメがあります。オーストラリアの事情とは多少違うかもしれませんが、間違いなくカートを扱った作品の中では群を抜いて良い作品です。

少年がカートから入ってF1ドライバーを目指す漫画でアニメもなっています

これを見てもらえばわかると思いますが、

中古や古いフレームで戦い抜けるほど甘い世界ではないです。

逆の意味でモータースポーツの世界でよく言われていることは、エキスパートの人はどんなマシンに乗っても、そのマシンの最高性能をいとも簡単に引き出します。

なので、エキスパート同士が戦うときには、マシンのちょっとした性能の差やセッティングが勝負を分けます。

映画の中でも、マンディーが言っていたことは合っていますね。

合わせて読みたいカートを扱ったモータースポーツ漫画『カペタ』

カートを扱ったモータースポーツ漫画 参考

海外の評価 2020/03時点

評価は、批評家・視聴者ともに高い数値です。一般視聴者よりも批評家サイドから評価が高いのもアカデミー俳優達の演技が底上げしているものと思います。

imdbイメージ画像
Metascore
(批評家)
User rating5.8/10
ROTTENTOMATOイメージ画像
TOMATOMETTER
(批評家)
83
Audience

映画の感想まとめ

家族で見て楽しい映画は中々無いので、面白いと思います。

多くを語る映画でもないですし、純粋に楽しみましょう。

→モータースポーツ好き
→サクセスストーリーの展開が好き
→家族楽しめる映画を見たい人

こんな人なら映画が好きかもしれません。

合わせて読みたいスピード感を感じられる映画『アリータ』

独善的評価[5段階]としては
 映像・音楽      3
 キャスト       2
 ストーリー構成    4
 初見で読み取れない謎