映画感想『災厄の家』妖しい研究の代償は幽霊の呼び込みホイホイ機

映画『災厄の家』はアメリカのホラー映画!イーサンは大学でワイヤレス誘電装置を研究しているが、ある日研究の成果を試すために研究中の装置に通電すると、交通事故で無くなった両親が妹と話たり、とんでもない事件が次々と起きていく。装置は異世界とのチャネルをつなぐ装置として作動してしまうのだった。

ワイヤレス誘電!

おおお、夢のテクノロジーの研究から始まる、ホラー映画

日本未公開の、DVDスルーならず、Netflixスルー(2020/6時点)で公開されている作品です

明らかなホラー映画なのですが、雰囲気はほんのり始まり、親子関係がうまくいっていない大学生のにーちゃんがアットホームな雰囲気になじめずに、研究に没頭するおころから始まります

そこまで、大きな恐怖や怖さは感じないですが、ラストシーンだけがどうも釈然としない。。

映画のおすすめ度合いとしては、

おすすめ度合いとしては、

3のおすすめ(5点満点)

感想中心となります

それでは見ていきましょう

あらすじ ネタバレなし

イーサンは実家から離れて、大学の寮で暮らしながら研究に没頭する毎日を送っていた。誘電電磁波でワイヤレス給電できる装置を研究している。装置は大量の電力を消費するが、離れた場所にエネルギーを送るものだ。

家族幼い妹ベッカ、弟のマット、それに両親はイーサンが帰ってくることを心待ちにしていた。ディナーをするために実家に立ち寄るが、両親の引き留めも聞かず、その夜急遽実験のための設備が使えることになり大学へとんぼ返りをすることになる。

イーサンは恋人で同じ研究チームのハンナとともに、実験装置「ELI」を使った実験を開始するが大学中の電力を使いヒューズを飛ばしてしまった。翌朝、警察から連絡が入り両親が交通事故で死んでしまったことを告げられる。

イーサンは悲しみに暮れる間もなく、大学をあきらめてアルバイトで妹と弟を引き取り自分たちだけの生活が始まった。
しばらく平穏な日常の中で、イーサンは両親のありがたみを身にしみて感じながら幼い兄弟を世話しながら、いくばくかの心の余裕が出てきた。そんな時、大学から実験装置「ELI」が自宅へ送られてきた。

イーサンは再び自宅で研究を開始すると、電力が寸前のところで不足するが不可思議な事象が起こり始める。自宅の中で黒い影が現れたり、妹は死んだ母親と話をしているという。物は勝手に動いたり、おかしな音がしたりする。

イーサンは、事象の全てはELIが引き起こし、霊界とのチャネルをつなぎ自分たちの想いが両親とつなげていと信じるようになるが、妹ベッカの口からはアリスと言う過去に行方不明になった子供と、そのアリスを育てていた義父のヘンリーがアリスをいじめると言いだすのだった。

自分たちのELIが違う世界とチャネルをつないでいることに気が付いたイーサンは装置を封印しようとするが、装置が盗まれ、妹が地下室で行方不明になるのだった・・・

映画情報&キャスト

『災厄の家』 2018年 アメリカ
【原題】Our House
【監督】アンソニースコットバーンズ
【脚本】ネイサンパーカー
【製作】ウルフイスラエル
    マーティン・カッツ
    イ・キム
    カレン・ウッキー
【主演】
イーサン(トーマス・マン)
 :大学で誘電電力を研究する大学生
ハンナ(ニコラ・ペルツ)
 :イーサンと共に大学で誘電電力を研究する大学生
  イーサンの恋人
ベッカ(ケイト・モイヤー)
 :イーサンの小さな妹
マット(パーシーハインズホワイト)
 :イーサンの弟

超感想中心の評価考察

youtube.com

映画感想 解説

監督のアンソニースコットバーンズは、新進気鋭のカナダのホラー映画監督です、今までにも『ホリデイズ』など少し怖い、日常系のホラーを扱うのが得意な監督です。

少し怖いが、ポイントで

本映画でも、めっちゃ怖いとか、ぞっとするとかではなく

日常の中で、「出会えたらいいな、自分の両親の幽霊に!」なんて、サブタイトルが付きそうです。

ただ、物語が進むといわゆる衝撃の事実は、それなりに出てきます。

終盤でとんでもない幽霊に出会っていくことになります。

映画全体のストーリーとしても、目をそむけたくなるような怖さはなく、とんでもない幽霊とわかった後も、特に死者が出るわけでもなく、映画を通じて幽霊に呪い殺されたとか言うのもない

甘ちゃん系です

主演の、イーサン演じるトーマス・マンは日本未公開作品が多いおよそブロックバスター映画には程遠い俳優さんです。

日本では、最近のNetflix『ザ・テキサス・レンジャーズ』でのテッド・ヒント保安官を演じています。生真面目そうな顔つきは、逆に一度見ると忘れない印象があります。

ヒロインは、ハンナ演じるニコラ・ペルツ

ニコラ・ペルツは、『トランスフォーマー』シリーズで、『トランスフォーマー/ロストエイジ』,『トランスフォーマー/最後の騎士王』でマーク・ウォールバーグ演じる主役のケイドの娘、テッサを演じてます。

全体的に、甘ちゃんなアットホームホラーと言っていいと思います。

ホラーにアットホームなものがあるなんとことはないと思いますが、重要なキーを握る隣人さんも優しいです。

さらには、本来怖くなきゃいけない、幽霊さんも優しい!

なにより!

ってわけにはいきません。

妹のベッカもちょっと意味が分からない。

両親の死後も、「怖くて寝れない」なんて、イーサンの部屋で寝ていたのに、幽霊を見る様になったらもう怖くないから一人で寝ます!

って、すごいよね。

風呂で幽霊見て、お兄ちゃんのマットに覗くなーと逆ギレするし。なかなかのキャラクターです。

弟のマットは、かなりのビビり―ですが、幽霊は最後のシーンまで見ることが出来ない不感症な男でした。

イーサンは、ちょっと抜けが多すぎます。

アカデミックな頭の良さはあるのだろうけど、誘電装置ELIの電源をつけっぱなしで平気で出かけるし。

科学者なのに、直ぐ幽霊と結びつけちゃうしね。

最後までわからなかったのは、物語としてはありがちなストーリーなのですがELIを通じて呼び出した霊がどうして生者に危害を加えようとするのか。『バタリアン』のように、「身体が痛いのよー」なんて動機があるのかしらね。

さらに、ベッカは両親の霊を見ていたのなら、ヘンリーに襲われたとき助けてほいいよね。

それとも、母親とヘンリーを勘違いしていたのかもしれません。

ラストシーンのぬいぐるみが、イーサンたちの引っ越し先にまで付いてきてしまったのは、理由は想像ですが、一度開いたチャネルから、依り代としてぬいぐるみに乗り移った零体がいるんでしょうね。

チャッキー『チャイルドプレイ』か、『アナベル』みたいにね

全体的には、非常にライトなホラー

楽しみながら、ドキドキなく安心して鑑賞できます。

ホラーにドキドキ求めている人は、ちょっと不満が残るかもしれません

合わせて読みたいずっしりホラー『ヘレディタリー』

海外の評価 2020/06時点

なかなか、一般視聴者には受け入れられないのは、

怖くないからですね。きっと

imdbイメージ画像
Metascore
(批評家)
45
User rating5.3/10

ROTTENTOMATOイメージ画像
TOMATOMETTER
(批評家)
62
Audience 27

映画の感想まとめ

ホラーなのに怖くない!

って書きましたが、

面白くないとは思いません。

ほっこり進むホラーですが、不思議と退屈はしない店舗の良さで進みます。

最近分かってきましたが、どんなに先が読めても、どんなに内容的にチープでも映画としてみると、こちらの期待を裏切っても、期待通りでもテンポが良ければ、そこそこ見られます。

本作品は、そんな作品の一つです。

めっちゃ面白いとまではいきませんが、ダラッっと見ることが出来ます。

✔ライト ホラーが好き

こう思う人ならば、本作品は好きになれると思います

独善的評価[5段階]としては
 映像・音楽      3
 キャスト       3
 ストーリー構成    4
 初見で読み取れない謎 4