『あるメイドの秘密』絶対面白い見て損はなし2重3重の驚きの展開を約束します:動画配信・映画感想あらすじ考察
映画『あるメイドの秘密』Netflix配信、野暮ったいタイトルに騙されてはいけません秀逸なホラーサスペンス映画!ジョイはある屋敷のメイドを務めることになったが、そこには「他人に関わらない事、詮索しない事」と言う規律があった。屋敷のメイド生活に慣れてきたころにジョイは他の使用人と主人たち以外の女性の存在を感じるようになる屋敷に隠された「他人を詮索しない」と言う規律の裏に隠された秘密とは・・
Netflixで2020年7月に公開されたタイのホラーサスペンス映画
見てびっくり
この映画は推しです
妖しいタイトルと”タイ映画”ってことで騙されてはいけません
”ハリウッドタイランド”印の仕掛けですから
かなり秀逸です
本当に張り巡らされた仕掛けで
2重3重に楽しめます
邦題がかなーり、答えに近いのだけが残念ですが
内容は、とにかく推しです
おまけですが、
タイ人の人達ってものすごく日本の俳優さんに似てる感じで
既視感を感じます♪
というわけで、
☆5のおすすめ(5点満点)
感想中心となります
それでは見ていきましょう
あらすじ ネタバレなし
ある屋敷のメイドを務めるフォンが精神分析医にカウンセリングを受けています
カウンセリングは、フォンの屋敷での働きと、夜な夜なサルのおもちゃに悪霊が乗り移り、いるはずのない女性の幽霊が動き回って耐えられない窮状を訴えて、お暇をもらうことになったことだった
時が過ぎ、新らしいメイドのジョイ(プローイ・ソナリン)が屋敷に案内される、運転手・料理人、メイド長が屋敷につかえていて屋敷の家族構成は、主人ニラッチ(ティラパット・サジャクン)、奥様のウマ(サーウィカー・チャイヤデート)、娘のニド(ケータパット、ポグル)で3人で住んでいたが、主人は婿養子として我慢を強いられる生活をしていた
奥様のウマは、大金持ちの親の支援を受けて主人をサポートしている典型的なわがまま金持ちお嬢様だ
娘のニドは精神的な病気を患い幻覚症状を見ると言う「見えない人やモノが見えたりする」と言われ家の外には出さないように育てられていた。
ジョイはメイドの仕事に就く前夜に、母屋から離れたジョイが住まわせてもらえるメイドの家で
”いるはずのない誰かの存在” を感じたが
メイドの仕事をはじめ、ほどなくお手伝いにも慣れていくのだった。
ジョイは娘のニドと接するうちに、ジョイもおかしな事象や幽霊を見るようになった。娘のニドも見えるらしい。ほかのメイドや屋敷の奥様に言っても信じてもらえず日が過ぎていく。
ジョイは主人の書斎のある本棚に紛れていた昔の写真と、ニドの書いた絵から、5年ほど前に住み込んで働いていたメイド、プロイが幽霊に似ていて彼女が何かをジョイに訴えているのではないかと考えるようになっていった。
使用人や主人たちは、誰もが口をそろえて「プロイは知らない間に出ていった」と言うばかりで何一つしゃべろうとしない。そんな時に、ジョイは幻覚をよりリアルに見るようになり、恐ろしい真実を知ることになる・・・
映画情報&キャスト
『あるメイドの秘密』 2020年 タイ映画
【原題】THE MAID
【監督】リー・トーンカム
[Lee Thongkham]
【脚本】ピヤルーク・トゥンティシーサクン
【出演】
ジョイ
(プローイ・ソナリン)
[Ploy Sornarin]
:ニラッチの家にメイドとして入るが
不思議な現象の悩まされる
ニラッチ(ティラパット・サジャクン)
[Theerapat Sajakul]
:屋敷の主人 婿養子
ウマ
(サーウィカー・チャイヤデート)
[Savika Chaiyadej]
:屋敷の奥様
プロイ(カンナポーン・プアントーン)
[Kannaporn Puangtong]
:ジョイよりずいぶん前に働いていたメイド
ニド(ケータパット、ポグル)
[Keetapat Phogrue]
:屋敷の一人娘
病気を患っており家を出たことがない
ワン(ヌッタニー・シッチサマーン)
[Nuttanee Sittisamarn]
:お手伝いまとめメイド長
チャイ(ソラボデ、テャングスリ)
[Sorabodee Changsiri]
:運転手
ボーン(オウンラウン、ラチョッテ)
[Ounruan Rachote]
:料理人のお手伝い
超感想中心の評価考察・レビュー
日本の俳優に似ている既視感
映画監督情報として、リー・トーンカムはショートフィルムを中心にキャリアを積んできた監督で、『The Last one』と言う未知の感染症が世界を襲った後のディスアスタームービーを手掛けて、実質の映画デビューのようです
タイ映画が、わからず、残念ながら紹介できず。。
ぱっとネットで調べると面白そうなんですがDVDは入手できなさそう。
今回の『あるメイドの秘密』でものすごくファンになりそうな
本監督は要注意人物になりました。
もちろんいい意味です、はい
タイ映画といえば、あまり詳しくサブカルまでは知らあかったのですが、有名どこしか見たことありません。
本当は、アジアでも屈指の映画国なんですけどね、どうも食指が動かずに・・・
昔のアジア映画のノリでムエタイアクションンの『マッハ!!!!!!!!』、戦国時代劇としてね『THE KING 序章~アユタヤの若き英雄~/~アユタヤの勝利と栄光~ 』などくらいしかありません。
合わせて読みたい『ザ・プール』
そして、本作を観て一番に驚かされたのは、本質じゃあないんですけどね
これ日本の映画?って、くらいキャスト達がどことんく日本人に酷似しすぎている
なのど、見ていると
そればっか気になっちゃいますが
感触は個人差あるかもしれませんが
韓国や中国映画より日本人に似てる・・(笑
- ジョイ役のプローイ・ソナリンは
上白石萌歌(もか) - プロイ役のカンナポーン・プアントーンは
一昔前の長谷川京子 - ニラッチ役の主演ティラパット・サジャクンは
長友佑都(サッカー選手だけど) - ウマ役のサーウィカー・チャイヤデートは
菜々緒 まんまです
使用人たちも、日本の俳優でいそう・・・
映画内容も良かったのですが、
この既視感にはまると、本当に面白さ倍増!
映画感想、解説 ネタバレあり
この手の映画は、ストーリー的にはネタバレしたっていいじゃんと思っていました
がしかし
それは、純粋なホラーを楽しむ場合であって、いつか見た映画でいつか見たトリックや伏線にドキドキしながらも新鮮さを捜しつつ、やっぱりねここに仕掛けがねって言う楽しみ方だからなんですね。
それがこの映画はトリックとかホラーの要素ってより、3度楽しめる大きな転換点がちゃんと章構成でチャプターとして区切って用意されています
日本映画で言うと、『来る!』のような、まるで違う映画が3回入っているような、あの感覚に近いです
合わせて読みたい『来る!』
映画そのものプロットしては、ありきたりなのかもしれないですがシチュエーションや仕立て方が絶妙にうまく、その3つの映画をキチンと構成されているので、どんどん引き込まれます。
そろそろエンディングかーって思うと、残り30分以上残っていたり
まるで、グリコのキャラメルが3段ロケットで、
一粒で2度おいしいが、3回来るような感じです
さて映画の内容ですが
ジョイがとにかくかわいいです
天使のような逸材
前述したように、個人的には上白石萌歌ちゃんが演じているかのように錯覚しながら見ていました
思えばね、第1章から、そこそこネタ晴らしにつながる要素は散らばっていたんですよね
メイド初日に、広くて豪華な一軒家が自分の住まい
そして、そんな一軒家でいきなり、初日から幽霊が出たら、そりゃあ引きますよ普通はさ。
それが、このジョイちゃんは怖いもの知らず
鏡に何が写ろうが、平気で寝ていられる図太さ
序盤から出てくる、外国人のお屋敷で元々働いていたと妙に言い続けるから、
ここで何かあるなと思ったんです
妙に屋敷を物色してるし友達や家族との回想シーンでも怪しいし、こりゃあ強盗か何かたくらんでるなって思いますよね。
奥さんや旦那さんに、どう取りいって、高価なものを盗む算段でも立てているのかと思いきや
まさかプロイの秘密を探り始めて、
プロイがほぼ誰かわかった後もフォンのように逃げずに屋敷で働いてますからね
こりゃあ金目当てじゃなきゃねなんなのさ・・謎が謎を呼び、映画に引き込まれていきます
怖さの種類としても、『ラ・ヨローナ~泣く女~』的な怖さありますが、テンポもいい
藤村俊二似の運転手のじーさんを問い詰め、使用人たちにプロイは何者か詰め寄り
まさかの、リアルねーちゃん。。。。
ここで、振り落とされました
だからか、だからジョイは謎を解明したかったのか
そっか、これはねーちゃん探しの旅だったんだ
あとは、ねーちゃんの足取りを捜すだけだね、ねーちゃんに再開できる良いね
きっと、きっとさ、殺されたんだよね。
その程度の予想していたら、まさかのレズビアンショーに旦那様との間に子供作っちゃうし、それがニドだとか
実はプロイはもうやりたい放題
プロイは誰からも愛されているんだから
この屋敷の中では魔女みたいな人だね
と思っていたら、誰にでも愛を振りまくちょーいい子
使用人の反感で殺されるのかと思いきや、
まさかの自分で転んでバスルームで死んじゃった。
ねーちゃんのプロイ・・・
あ、じゃああとは遺体を掘り出して、警察に言うだけだね。
場所は壁?床下?それともどこかに捨てられた?
いやいや、屋敷の人総出で遺体を埋め始めましたから・・・
これはある意味凄い、旦那さんと奥様どんだけ、手汚したくないんだっけ、普通自分たちだけで処置するよね。使用人全員使って穴掘って埋めちゃうんだから。
旦那と奥さん、関係者作りすぎ
しかも、奥さんも旦那もプロイが生きてるのの知ってて、埋めちゃう恐ろしさ。
結局、子供ニドが必要なだけだった・・・
こりゃあやり切れんわ
でも、ねーちゃんの幽霊も、ニドも前に出るんなら綺麗な美しいお母さんで出てほしかったなー
何も、わー、ぎゃすー
なんてわざわざ言って脅かさなくていいのに・・
そう思っていたら、あれ?
映画終らない。
あーそう
復讐するんだ、どういう風にするのかなぁー
ちゃららー
アメリカンサイコだ
のりのりだ、
のりのりすぎる。
「引いて突っ込んでーgo go」なんて踊りながらさ、ぶしゅーって血が・・・
ジョイがアメリカンサイコのクリスチャン・ベールに見えてきた
しかもパーティー参加者全員血祭
そして放火・・・
やりたい放題
詳細は延べませんが、てんこ盛り盛りだくさんで
めっちゃ面白い、ザ・メイド!
最後のシーンの後、ジョイがどこに行くのが非常に楽しみですが
逃げ切ったと信じたいです
幸せに離れないだろうけど、精神科医との面接でそりゃあもうハッピーそうに語ってほしい
海外の評価 2020/07時点
いや、おかしい点数が低すぎる
まだ、公開されたばっかだからかな、それか欧米人の字幕嫌いがもろ出たかもしれませんね。
下手な、A級ハリウッドホラーより、面白かったですけどね。
Metascore (批評家) | – |
User rating | 6.0/10 |
TOMATOMETTER (批評家) | – |
Audience | 47 |
映画の感想まとめ
カワイイ子も見られたし、
二転三転するドラマ性も良し、なんといってもホラーとして、サスペンスとして質がいい
お下劣もさほどなしで、全般的に引き込まれる要素たっぷり
見ごたえあります
タイ映画を深堀したくなりました
ミスミソウ好きは、結構はまるかもしれませんね
✔かわいい子が好き
✔秀逸な展開のホラーが好き
✔ド派手な殺戮も好き
こう思う人ならば、本作品は好きになれると思います
独善的評価[5段階]としては
映像・音楽 4
キャスト 5
ストーリー構成 5
初見で読み取れない謎 5
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